腕時計オーバーホールOHの頻度はどれくらい?
2015/06/26

機械式時計には必要不可欠なオーバーホールOH(分解掃除)
その頻度については昔から様々な意見があります
そんなオーバーホールの頻度についてまとめてみました
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分解掃除オーバーホールとは?
オーバーホールとは、定期的に時計を分解して点検・修理・清掃を行なうこと。言うなれば、クルマの車検のようなものだ。時計のオーバーホールは、車検と違って義務的に定められたものではないが、どんなに調子が良くとも3~4年に一度は必ず行なうべき。なぜなら、オーバーホールには、古い油を除去し新しい油を注油するという機械式腕時計に必要不可欠な作業が含まれるからだ。
そのままにしておくと、パーツ交換が必要になりオーバーホールの倍の料金がかかることも
どんなに状態が良い時計でも、ムーヴメント内の油は経年変化で汚れ、粘りが出たり揮発してしまう。故障や狂いがないからといって、オーバーホールを怠るとパーツは磨耗し、確実にロレックス自体の寿命を縮めてしまうのだ。磨耗したパーツを交換するとなると、オーバーホールの倍以上の料金がかかることもあり、そういったことも含めて定期的なオーバーホールは必要不可欠な作業だといえる。
引用元-−-初心者のためのロレックス入門
分解掃除(オーバーホール)の必要性
分解掃除(オーバーホール)でベストコンディションを保ちましょう
分解掃除(オーバーホール)は、時計の健康診断のようなものです。
時計内部の保油性やネジのゆるみ、汚れや汗によるさび、ケース内部の腐食などについても早めのチェックとケアが必要です。分解掃除(オーバーホール)をすることで、故障の原因となる目に見えない部分の汗や汚れを取り除き、磨耗した部品や、防水性を保つために不可欠なパッキン類を交換し、お買い上げ時の快適な状態に戻すことができます。
新品は最初の分解掃除が重要
機械式時計は、特に新品のときは摩擦による潤滑油の汚れや細かな金属紛が出やすい時期であるため、最初の3年目の分解掃除(オーバーホール)はその後永く使う上でとても大切です。引用元-−-セイコーウオッチ株式会社
どれくらいの頻度ですれば?
定期的なOHが必要かどうかは、時計の種類、使い方によります。
推奨されているように、定期的にOHすればトラブルが起こる可能性は低くなります。
(人間のカラダが定期的に健診を受けて健康を維持する事に似ています)定期的なOHが必要なケースは次の事が考えられます。
買ってから最初のうち。
特に新品はムーブメントの真新しい部品が擦れ合って、金属粉が出るし、持ち主の癖によって摩耗する部分も様々。
最初のOHは重要。ゼニス社のような高速振動(毎時36000振動)のモデル。
使っている油が特殊で、正規のところでしか扱っていません。
振動数が多いモデルは部品の加工精度が高く、油の消耗も早いです。
予期せぬトラブルを避けるためにも、そういった特殊で高価な時計は、正規で定期的なOHを受けるべきでしょう。高価でお気に入りの時計を毎日ハードに使っている人。
ハードに使うと、気をつけていてもどこかにぶつけたり、
激しい腕の動きで思いもかけない負荷がムーブメントにかかっていたり。
高価でお気に入りだったら再入手も困難なので、定期的なOHで時計の健康を維持させるべき。高価なダイバーズウォッチで水中に潜る人。
防水のためのパッキンの劣化が起こり得る。とにかく高価な時計をハードに使う人は定期的なOHが必要です。
逆に100均に売ってる時計だったら、ハードに使って壊れてから買いかえれば良いわけです。
さらに高い時計でも使わずに飾っているだけ(ディティールを見て楽しむなど)だったらOHは不要です。
(飾っているだけだったら時間は狂っていても、極端な話、止まっていても良いわけで)引用元-−-Yahoo!知恵袋
ロレックスのオイスターペーパチュアル使用中です。
週に3回使用でオバホは3年に一回です。
どんな自動巻きでトラブルのない時計でも5年に一回は
オバホはやったほうがいいかと思います。
ロレの路面店に出すと足元見られてバカっ高い法外な料金を取られるので
(保障はつきますが1年だけです、月1~2回しか動かさないユーザーだともったいないです)
オバホをやってくれる時計修理専門店に持っていったほうがいいです。代金はオイスターだと18000円ですが、サブマリーナだと25000円ぐらいかと思います。
修理期間は1ヵ月見ておいたほうがいいでしょう。
後、ロレのガラスは『交換』になると高くつきます。
文字盤が見えるなら『交換』しないほうがいいです、オバホの際に外面磨きもしてもらえるので。
このあたり親切に教えてくれるところに持っていってください。引用元-−-Yahoo!知恵袋
オーバーホールの値段は?期間は?
1つの時計によって分解・洗浄・注油・乾燥・組み立て・調整などの行程があり、行程によっては数日間様子を見るものもあれば、1日に1度しか作業できない内容もありますので、工程としては必ず何日もかかることになります。
時計によっては何度も細かな調整や組み立てを何度も行うことがあり、時計の状態によっては技術や経験を要する作業内容が求められますので、どんな時計でも作業には時間と手間がかかります。
特に古い時計の修理の場合、古い時計の修理を数多く扱っている経験や技術・知識面が修理の成果に非常に大きく関係します。
これらの作業に対しての対価が、オーバーホールという費用・技術料になります。
オーバーホールはあくまで時計のメンテナンス、修理とは別になりますので、時計の状態・機械の種類によっては、部品の交換や製作が必要になれば料金が高くなることもあります。
オーバーホールの値段は、お店や技術者によって様々ですが、修理をする側はその時計を修理する際のリスクを値段に含めなければなりませんので、アンティークや舶来物ブランド・高級ブランド、希少で高価な時計・複雑な機構を備えた時計ほど高くなります。
また一般的に、あまりに料金が安い場合は、普通に考えれば料金が安い分、修理をする数をこなさなければならず、作業時間を短くせざるを得ないわけですから、それぞれの時計にかけられる時間が短くなる・技術の品質が低くなるかもしれないというリスクがあるという点は否めません。
時計の修理にもいろいろな方法があり、工程の省略や本来使いわけるべきものを一緒にしてしまったりという修理をされる方もいますので、ひとくちに「オーバーホール」といっても、内容は同じではありません。
大切な時計を修理されるなら、あまり安すぎるお店は敬遠すべきです。
また高い技術を持つ・信頼できるお店や技術者の元には、一度依頼した方が繰り返し依頼をしますので、比較的常時忙しいもので、それに比例して料金もやや高くなる傾向があります。
オーバーホールに要する期間については、時計自体に大きな問題が無ければ、2週間から1ヶ月ほどです。
引用元-−-日本アンティーク時計協会
SEIKO Divers Watch Repair Automaticセイコー機械式自動巻オーバーホール分解編1/3 -YouTube動画