20世紀最後のキャビノチェ(時計職人)アントワーヌ・プレジウソ
2015/06/26

20世紀最後のキャビノチェ(時計職人)と言われるアントワーヌ・プレジウソ
7歳で機械式時計の組み立てに成功し、ジュネーヴの時計学校でフランク・ミュラーと同じ部屋でともに学び、ともに首席で卒業し、後に二人はお互いの道で独立時計師となる
ミニッツリピーターやトゥールヴィヨンなどの超複雑ムーブメントを組み立てることのできる歴史的な天才時計職人のひとりである
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ANTOINE PREZIUSO GENEVE 03 -YouTube動画
パテック・フィリップから独立した天才時計職人
1993年にアントワーヌ・プレジウソがジュネーブ郊外に設立した時計ブランドです。アントワーヌ・プレジウソは、1957年にスイスのジュネーブで生まれ、時計学校を首席で卒業し、自社ブランドを立ち上げる以前は、パテック・フィリップ社で天才時計職人として腕を振るっていました。ミニッツリピーターやトゥールヴィヨンなどの超複雑ムーブメントを組み立てることのできる歴史的な天才時計職人のひとりで、彼の卓越した才能と技術は、ジュネーブ市が数社だけにその使用を認定している”Poince de Geneve”(ジュネーブシール)のメンバーの内の一人であることにより証明されています。
現在は、ジュネーブ郊外にあるアトリエで、パーツの組み立てからケースポリッシュにいたるまで、アントワーヌ・プレジウソと数名の仲間によって一本一本、丹念に手作業で仕上げられ、全てが手作り生産の為、生産量も年間数百本とごく僅かに限られています。引用元-−-時計ブランド辞典
親日家でも知られるアントワーヌ・プレジウソ
アントワーヌ・プレジウソ(Antoine Preziuso )は1957年スイスのジュネーヴに生まれ、独立時計師アカデミーに所属する時計師である。
時計ケース製造を営む家庭に育ち、7歳で機械式時計の組み立てに成功した。ジュネーヴの時計学校でフランク・ミュラーと同じ部屋でともに学び、1978年にともに首席で卒業した後パテック・フィリップに入社して時計修復に従事、その後アンティコルムを経て1981年にアトリエを設立して独立時計師となり、1993年に自身の名を冠した初の作品を発表。フランクがウォッチランドを設立する際には声をかけられたが断っている。しかし家族ぐるみの交流は今も続いている[1]。1995年に独立時計師アカデミーの一員となる。独自ブランドでも販売しているが、それ以外にブレゲやハリー・ウィンストンなどからも依頼を受け超複雑時計を製作している。
エロティックオートマタが代表作として知られるが、トゥールビヨン、ミニッツリピーター、パーペチュアルカレンダーも製造している。
一時は17人ものスタッフを抱えていたが2011年に過労がたたって心臓病で倒れ、スタッフの再就職先を世話して現在はジュネーヴ郊外のファンが提供してくれたアトリエで一人製造を続けている[2]。日本にも多くのファンを持ち、彼自身大の親日家である。引用元-−-Wikipedia
様々な種類のぜんまい仕掛け人形が裏面に「オートマタ」シリーズ
オートマタの機構をケースの裏面に配したシリーズ「オートマタ」は、かつて貴族たちを夢中にしたゼンマイ仕掛け人形の超複雑機構と、エロティックな現代的感性を組み合せた作品としてVIPたちに反響を呼んだ。
独立時計師としては珍しいチーム制を導入して、量産に耐えられる体制を築いている。
彫金による華麗な装飾など、芸術作品ともいうべきスーパーコンプリケーションウォッチの匠として、超高級時計を作り続けている。
引用元-−-時計の買取作家・取扱い一覧 – いわの美術
アントワーヌ・プレジウソ「アワーズ・オブ・ラブ/ミステリーバック」
このアントワーヌ・プレジウソの時計で、もっともシンプルでベーシックなものが今回紹介する「アワーズ・オブ・ラブ/ミステリーバック」だ。機械は定評のあるETA社のCAl.2892-A2をトリートメントしたもので、綺麗なローターやさまざまな磨きが施された機械はとても手の入った見事な仕上がりになっており、時計の裏から観賞することもできる。数十万クラスの時計で、ここまで丁寧な仕上げの入った時計も珍しく、実物を前にする機会があれば是非手にとって見ていただきたい。もちろん、工房規模のブランドであるために、プレジウソの時計のほとんどは限定数生産になっており、今回紹介するモデルも200個限定となっていた。
トノータイプのケースは、複雑時計のモデルまで一貫したプレジウソ独特のデザインで、大きめのリューズはとても操作しやすいサイズ。ケースの素材は良質なステンレス(316L)で、右側面や裏蓋には限定番号が刻印されている。ローズカラーの文字盤に、ブルーのインデックス、ブルースチールの針という派手過ぎないバランスのとれたものだ。現在発売されている同モデルでは、アップライドタイプのインデックスが採用されたり、文字盤にギョウシェ模様が施されるなどの違いはあるが、ケース形状や機械といった部分は同一である。
グラスバックには、時計の名前の由来となっている「愛の時間」が刻まれている。実物を目の前にしてもグラスバックの「愛の時間」を確認することは難しい。ルーペなどでじっくり眺めれば見えてくるはずだ。これもオーナーだけに許された楽しみなのかもしれない。
引用元-−-ケータイWatch 本日の一品