アンティークコレクターから人気のバラロゴ チュードルTUDOR
2017/09/15

1930年代ロレックスがイギリスでの販売促進低価格ラインとして投入したディフュージョンブランドとして誕生したチュードルTUDOR
イギリスの名門「チューダー家」からとり、ロゴは「チューダー・ローズ」と呼ばれるチューダー家の家紋のバラや盾をモチーフとしていました
その後、ロゴは盾のみとなりましたが、現在でもバラモチーフのモデルを探しているコレクターも多く存在しています
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バーゼルワールド2015で発表されたチュードル新作ノースフラッグ
チュードルTUDOR腕時計初期のロゴ「チューダー・ローズ」
チュードルとは、1930年代ロレックスがイギリスでの販売促進低価格ラインとして投入したディフュージョンブランドとして誕生しました。ムーブメントは他社製品を使う事でコストダウンを図り、オイスターケース等はロレックスのパーツを流用して低価格化する事で、ロレックスのブランドイメージを損なう事なくシェアを広げる事に成功します。また、チュードルというブランド名はイギリスでのチュードルブランドを浸透させる為にイギリスの名門「チューダー家」からとり、ロゴは「チューダー・ローズ」と呼ばれるチューダー家の家紋のバラや盾をモチーフとしていました。その後、ロゴは盾のみとなりましたが、現在でもバラモチーフのモデルを探しているコレクターも多く存在しています。現在、日本にはチュードルの正規代理店が存在しておらず商品の流通も多くはありませんが、デザイン性が高くロレックスでメンテナンスを受けられる事から、需要の多い人気ブランドとなっています。
引用元-−-高級時計専門店MY WATCH公式サイト
チュードルTUDORの特徴
①オイスターケース
金属塊をくり抜いて作った「牡蠣」のようなケースで、ロレックスの象徴でもあるケース。TUDORでもこのオイスターケースを採用している。以前はロレックスの王冠マークが用いられていたが、現行モデルでは盾マークが入っている。
②リューズ
ネジ込み式リューズもロレックスの特徴だが、このネジ込み式リューズもTUDORで採用されている。こちらも現行モデルでは盾マークが入っている。ロゴ下の3つの点はリューズ裏とケース内にもパッキンを埋め込んだ「トリプロック」の証だ。③バックル
ブレスのバックル部分にもTUDORの象徴である盾マークが刻印されている。1990年代後半に登場する現行モデル以前は、ロレックスの王冠マークが入っていた。④ロゴマーク
チュードルのロゴマークは「チュードル・ローズ」と呼ばれるチューダー家のバラと盾をあしらった紋章を模したというのが定説である。しかし、1970年代には、そのデザインが盾のみの形に移行する。その原因は、この時代の背景にある。1970年代は各時計メーカーが生き残りを模索した時代であり、結果、繊細な仕上げが施されるデカバラはコストがかかり、生き残ることができなかったのである。ちなみに、盾マークのロゴには、アップライト仕様やプリント仕様が存在し、位置もモデルによって異なっている。⑤バリエーション
スポーツ系に関しては、ロレックスと比べ、同一モデルでも数多くの文字盤バリエを有する。また、サイズについても同様で、ロレックスには無いラインナップが存在する。引用元-−-TUDOR(チュードル)マスターへの道
2012年に発表されたチュードルTUDORペラゴス25500TN
TUDOR ペラゴス(25500TN)
2012年バーゼルワールドにて発表されたチュードルのダイバーズモデル。通称「イカサブ」と呼ばれていた針やスクエアのインデックスなど、過去のモデルのディテールを現代流にリファイン。ガッチリとしたケースはチタニウムを素材とし、防水性は500メートルを達成しています。左側のケースサイドにはヘリウム排出バルブを備えます。ブラックセラミックの回転ベゼルなどクールなフェイスとなっております。
そして2015年に新たなチュードルTUDORペラゴスが!
2012年に登場して以来、高い人気を維持するチュードルのダイバーズウォッチ、ペラゴスが、そのスタイルはそのままに、何とインハウスムーブメントを搭載してリニューアルされました。
チュードル:ペラゴス
エボーシュベースのムーブメントとロレックス譲りの外装によって、高いコストパフォーマンスを実現してきたチュードルですが、インハウスムーブメントを作ったのは、恐らく1950年代以来ということになるのではないでしょうか。
チュードル:キャリバー MT5612
チュードルMT5612と名付けられたそのムーブメントは、仕上げこそ簡素に見えるものの、ロレックスの新世代ムーブメント、Cal.3200系と同等の70時間パワーリザーブ、シリコン製ヒゲゼンマイ採用のフリースプラング・テンプ、両持ち式のバランス・ブリッジ、そしてCOSC公認のクロノメーターという、今後チュードルの基幹ムーブメントとして十分過ぎると思える程の内容を持ったものです。
それでも現在伝えられている新型ペラゴスの価格は4,200CHFと、現行のキャリバー2824搭載モデルとの価格差は意外な程に小さいようであり、実際これも値上げと言えば値上げではありますが、値上げばかりが続く印象の強い現在の時計市場の中で、随分とリーズナブルに感じられます。
チュードル:ペラゴス 25600TB(青文字盤)
旧モデルとの外観上の差としましては、文字盤上6時位置の表記に “PELAGOS / CHRONOMETER / OFFICIALLY CERTIFIED” の3行が追加されたこと、そしてムーブメントの厚みが増した分、裏蓋の形状が微妙に変化したこと、そして今回新たにブルーダイアルという強力なバリエーションが加えられたこと、以上の3点であり、これら以外の細かい部分的な調整なども見当たらず、このメゾンらしい姿勢は健在のようです。
チュードル:ペラゴス ヘリウムエスケープバルブ
もちろん、ペラゴスならではの機能性の高いクラスプやヘリウムエスケープバルブ、そして魅力的なダイアルデザインなどは不変であり、実用精度やパワーリザーブを増し、使い勝手が大きく向上した今回のモデルチェンジ、実に旧来のロレックスらしいやり方ではないでしょうか。