ゼニスZENITHが開発したムーブメント 「エル・プリメロ」

ゼニスZENITH

ゼニスZENITH  マニュファクチャー 工程 -YouTube動画

ゼニス ZENITH「第1の」を意味する エル・プリメロ

エスペラント語で、「第1の」を意味するエル・プリメロ(El Primero、英語ではThe First)は36000振動/時のハイビート設計ムーブメントを採用した自動巻クロノグラフ時計である。ゼニスとモバードが共同で1969年に開発した「Cal.3019 PHC」を搭載したのが最初であり、同年にはブライトリング、ホイヤー・レオニダス(現タグ・ホイヤー)、ハミルトン・ビューレン、デュボア・デプラが4社共同で開発した「Cal.11」や諏訪精工舎(現セイコー)が開発した「Cal.6139」も発表されており、自動巻クロノグラフ・ムーブメントとしてともに草創期の製品である。エル・プリメロを搭載した時計は振動数のより少ない時計よりも針が規則的に動くため、より高い精度を維持し、1/10秒を計測でき、歩度変動による誤差が起きにくいなどの特徴があり現在でもゼニス・ブランドの主力商品となっている。1988年から2000年にロレックスがデイトナ用の自社開発クロノグラフムーブメントを搭載するまで供給されていた[1]。
Cal.3019はクォーツショック後の製造再開時にCal.400とその派生機であるCal.4000へと改良された。
Cal.400は開発当初のムーブメントに近く、主力モデルである36000 VpHに搭載されており、一部にはクロノメーター認定を受けているものもある。
Cal.4021と4061はオープン仕様向けのムーブメントであり、テンプ周りの地板がくり貫かれ、テンプの運動を腕にはめた状態でも眺めて楽しめる。クロノマスター1969とクロノマスター・パワーリザーブに搭載される。
Cal.4050系列はクロノグラフ針が1周して10秒を表示する機構(通常モデルは60秒で1周する)になっており、限定モデルのストライキング10thやストラトス・フライバックに搭載される。
ほかにはワールドタイム機能を搭載したものや、トゥールビヨン、永久カレンダーなどの複雑機構を搭載したものもある。また、2012年にはクロノグラフ機構を廃したCal.4650とそれを搭載したハイビート3針モデル「エル・プリメロ・エスパーダ」が発表された。

引用元-−-Wikipedia

ゼニス Zenith SAの沿革

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1865年ジョルジュ・ファーヴル=ジャコ(Georges Favre-Jacot )がル・ロックルに時計工場を設立する。当初の社名は”Manufacture de montres”であったが、1900年の万博に新型懐中時計用ムーブメント「ゼニス」を出品し金賞を得、1911年会社名を”Fabriques des Montres Zenith SA”に変更している。日本では昭和初期国鉄に懐中時計が正式採用され「ゼニット」として親しまれていた。1940年代にはクロノメーター級の高精度を持った腕時計用のキャリバー135などの傑作ムーブメントを開発している。
1969年に自動巻きクロノグラフ、エル・プリメロを発表するが、クォーツショックにより経営危機に陥り、アメリカ企業であるアメリカン・ゼニス・ラジオ(American Zenith Radio )に買収され、一時は機械式時計の製造を停止し図面や金型の破棄が命じられた。当時の技術者シャルル・ベルモ(Charles Vermot)は命令に反して実際には破棄せず、図面や金型を靴箱にしまった上、工場の屋根裏に隠した。1978年にスイスの金融投資グループディキシー(Dixi )に再び買収され、スイス資本に復帰し、機械式時計の製造を復活させた。その後はエル・プリメロとエリートを搭載する時計を主力商品としてきたが、スイス時計業界の再編・グループ化の波の中で、1999年LVMHに買収されて傘下に入っている。
2010年、エル・プリメロを破却の危機から救った前述のシャルル・ベルモの偉業を称え、世界限定1975本の記念モデル「エル・プリメロ36000VpH・シャルル・ベルモ・トリビュート」(El Primero 36000VpH Charles Vermot Tribute )を発売した。

エル・プリメロ36000VpH・シャルル・ベルモ・トリビュート

引用元-−-Wikipedia

永遠に終わっていたかもしれないエル・プリメロ

エル・プリメロを救う
エル・プリメロの物語は、1975年に突然終わっていたかもしれません。それまでの4年間ゼニスのオーナーであったアメリカ企業「ゼニス・ラジオ・コーポレーション」が、機械式時計の製造をやめて、クォーツ時計に切り替えることにしたのです。 この決定は最終的なもので、同社はあらゆる機械、キャリバー、工具について、廃棄物として値段を交渉しようとしていました。
一人の時計職人がアメリカ本社にその決定を考え直すよう説得を試みましたが、結局失敗に終わりました。 即刻命令が実行されることになり、金属が、100年の伝統とともにトン単位で最高入札者に売り渡されようとしていました。 シャルル・ベルモは、自分の製造設備が壊されていくのを見ることにどうしても耐えられませんでした。 彼は自分の職を失うのを覚悟で、重要な工具や構成部品を隠し始めたのです。 几帳面な性格だった彼は、カム、切削工具、プレス機その他の機械にラベルを付け、リストを作成して分類し、これらを保護するとともに、生産の全工程をノートに記録しました。
いつか機械式ムーブメントの人気が再発する日が来るとしたら、エル・プリメロは奇跡的に復活することができるわけです。 そしてたった9年後、その奇跡は本当にやって来たのです。 ある晴れた朝、失われたはずの設備一式が元の場所に戻ってきました。 このような勇気ある行動がなければ、ブランドの存続は危うくなっていたでしょう。 1980年代初め、プレス機1台の値段は4万スイスフラン以上もしており、1つのエル・プリメロの製造に150台以上、つまり合計700万スイスフランが必要でした。 しかし、設備が戻ってきたことで、財政的、技術的、および人的な再投資の問題を一掃することができたのです。
その後、有名ブランド数社が、ムーブメント納品メーカーとしてゼニスに目を向け始め、 順調な注文によりマニュファクチュールに新たな息吹が吹き込まれました。 2000年、ゼニスはLVMHグループの傘下に入り、エル・プリメロ キャリバーはゼニスの時計のみに使われることになりました。

引用元-−-ゼニス ZENITH | 名古屋の腕時計正規販売店

ゼニス ZENITH エル・プリメロ トゥールビヨン

ゼニスのエル・プリメロにはワールドタイムやクロノグラフ、永久カレンダーなどの複雑な機械も搭載しているタイプもあるが、なんといっても素晴らしいのはこのトゥールビヨンコレクションであろう

さて、このトゥールビヨンですが、どのような機構かと言いますと

簡単に言えば

『時計の姿勢差を無くす』

機構です。

時計というのは無数の歯車が噛み合って動いていますが、この歯車の動きに対して重力が多少なりとも影響します。つまり、時計の向き(置き方)によって重力の受ける方向が異なります。

それによって何が生じるかと言いますと、時計の精度に誤差が生まれてきます。

機械式時計をお持ちの方ならわかると思いますが時計の文字盤を上に向けて置いておくのと、

横にして置いて おくのとでは時間の精度に差が出ます。

それが『姿勢差』と言われるものです。

その姿勢差を無くすために考えられたのがトゥールビヨンという機構です。

テンプと呼ばれる時計の心臓部を1分間かけて回転させるのです。

それによってテンプに受ける重力の方向を均一化させて精度の誤差をなくそうとしたのです。

何を言ってるのかわからん!という方はYouTubeで検索すれば色々とトゥールビヨンの動画が見れるので見てみてください。

この、トゥールビヨンを発明したのは時計の歴史を200年早めたと言われる天才時計師ブレゲ。

当時は懐中時計で作られていました。

ここ近年は腕時計でこのトゥールビヨンが作られるようになり、5~6年前が各社こぞってトゥールビヨンを発表していました。1000万円超えるのは当たり前で、各社、自分たちの技術力をアピールする為にトゥールビヨンを作っていました。

そんな、ある種のトゥールビヨンの流行も落ち着き、今は本当に作りたいメーカーだけが作ってる、って感じです。価格も相変わらずスッゴイ金額のもありますが、今回ご紹介したような500万円を切るトゥールビヨンも出ています。

ちなみに、腕時計のトゥールビヨンは決して精度が高いとは言えません!

そもそも腕に着けている時点で、腕があらゆる方向に動くので重力を均一化させようとするトゥールビヨンの動きは意味がありません。

また、現代の機械式時計は部品の品質も良くなっており、それこそ精度がかなり良いものが多いです。逆にトゥールビヨンのように構造が複雑になっていると精度を出しづらくさせてしまうこともあります。

要は、トゥールビヨンは機能としての実用性を買うのではなく、

時計文化の歴史と芸術を買う、と思わないといけません。

しかし、所有した人の満足度は半端ないでしょうね!

本当、凄い時計です。

引用元-−- THREEC

コメント

  1. Eddie より:

    Perecft shot! Thanks for your post!

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