懐中時計の老舗ウォルサムWALTHAMは日本と深い縁
2016/10/11

1860年に日米修好通商条約ために渡米した幕府の使節団を通し、
ブギャナン大統領から14代将軍、徳川家茂に贈られた懐中時計が
ウォルサムであった
日本との繋がりが深く、川端康成もウォルサム懐中時計を愛用して
いたほど、日本での知名度は高い
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WALTHAMウォルサム時計概要
1850年、三人の夢多きアメリカ人のアーロン・L・デニスン、エドワード・ハワードそれにディヴィッド・ディヴィスが米国マサチューセッツ州ロックスベリーの町でポケットウオッチ工場を創業しました。 その二年後、この会社はパーツ交換可能なシステム採用の高性能ウオッチ・ムーヴメントの機械生産開発に成功し時計製造業界に革命をもたらしました。
業務拡大に伴い新しい拠点として1854年に近くのウオルサムの町に移転し、ここで生産と営業活動を続け、世界中の時計製造の基準やスタンダードとなる技術やノウハウを提供するようになりました。
1876年に開催されたアメリカ合衆国の独立100年を記念するフィラデルフィア万博では時計の精巧度コンテストで金賞を獲得、ウオルサム製時計が当時、世界中で最も精巧で性能が高いことが証明されました。 “クレセント・ストリート(Crescent Street)” と名づけられたムーブメントは、常に時間に正確さを求める鉄道会社の要請に応じ、彼等の求める厳密な要求と基準を見事にクリアした逸品だったのです。
また、アメリカとカナダで初めて公式認定された鉄道時計や、チャールズ・リンドバーグがニューヨーク-パリ間の無着陸飛行を達成した機体に搭載された8日巻きの航空時計、北極点到達を果たした探検家ロバート・ピアリーが着用していた時計など、さまざまな厳しい環境下において正確な時を刻むことを証明したのもウオルサム(WALTHAM)でした。
その後1954年には本拠地をスイスに移し、さらにクオリティの高い時計作りに励みました。以来、卓越したスイス製の高級ウオッチを世に送り続け、そのコレクションは世界中の人々を魅了しています。
また、アメリカ大統領より14代将軍・徳川家茂にウオルサム(WALTHAM)の懐中時計が贈られるなど、古くから日本との関わりが強く、明治維新後は鉄道時計としても親しまれてきました。
引用元-−-WALTHAMとは | Gressive
1850年 – デイヴィッド・デイヴィス(David Davis )、エドワード・ハワード(Edward Howard )、アーロン・ラフキン・デニソン(Aaron Lufkin Dennison )の三人が会社を設立した。
1851年 – 会社の名称をアメリカン時計会社(American Horologe Company )と決定、生産が開始される。
1852年 – 最初の時計が完成。
1853年9月 – ボストン時計会社(Boston Watch Company )に改名、マサチューセッツ州のウォルサムに新工場を建設。しかし破産しエドワード・ハワードが会社を離れる。
1857年5月 – オークションにてロイヤル・E・ロビンス(Royal E. Robbins )が買い取りアップルトン・トレイシー( Appleton Tracy & Company / ATCo )として再建される。
1859年1月 – ウォルサム発明社(Waltham Improvement Co. )を合併。アメリカン時計会社(American Watch Company / AWCo.)に改名。
1885年 – アメリカン・ウォルサム時計会社(American Waltham Watch Company / AWWCo. )に改名。
1907年- ウォルサム時計会社(Waltham Watch Company / WWCo.)に改名。
1949年- 破産宣告、工場閉鎖。以後、ニューヨークにスイス時計の輸入営業所の開設や、Hallmark Watch Companyを通しての在庫製品の販売など、数回に渡り会社再建が試みられる。(〜57年)
1954年 – スイスにウォルサムインターナショナル(Waltham International SA )を設立。アメリカ国外における商標を保有し、スイス製のウォルサムブランドの機械式腕時計と機械式懐中時計の生産を継続した。
1958年 – 一般向け時計分野からの撤退を決定、会社を再編成しWaltham Precision Instruments Company(現在のWaltham Aircraft Clock Corporation)を設立。商標権をデラウェア州に新設された(新)ウォルサム時計会社(Waltham Watch Company)に移譲。翌年、新会社はHallmark Watch Companyと合併、旧会社の製品アフターサービスなどを引き継いだ。
1971年 – アポロ15号による月面探査の際、宇宙飛行士デイヴィッド・スコットのオメガスピードマスタープロフェッショナルが故障したためウォルサムの時計が使用された。
現在- アメリカ国内とカナダにおける商標はMZ Berger and Companyが保有。引用元-−-ウォルサム – Wikipedia
ウォルサムの日本伝来は江戸時代
ウォルサムの日本伝来は、江戸時代に遡る。
1860年、日米修好通商条約の批准交換のために渡米した幕府の使節団を通し、ブギャナン大統領から14代将軍、徳川家茂に贈られた懐中時計がウォルサムであった。明治時代の初めから、ウォルサムと言えば舶来高級時計の代名詞として知られるようになった。1895年には、皇室が、日清戦争の功労者に対する光明皇后からの下賜品として、15個の懐中時計をウォルサムに特注。1897年には、鉄道作業局がウォルサム鉄道時計を公式採用。
また、東京帝国大学の主席卒業者にウォルサム恩賜銀時計が授与されていた。ウォルサム社の日本市場への輸出量は大幅に拡大し、大正時代には「米国ウォルサム時計会社」という正規代理店も設立された。
由緒正しい高級時計ブランド ウォルサム 時計
勿論、由緒正しい高級時計ブランドですよ。ウォルサム社は懐中時計が有名なアメリカ最古の時計ブランドです。細かい蘊蓄は割愛しますが、工程に効率性を重んじるアメリカの時計ですので、金無垢などの高級モデルと普及モデルとの差異があるのも事実です。ウォルサムは商標権の委譲を繰り返しアメリカ→スイス→アメリカ→日本(現在)となっておりますので、お祖父様から頂いたその時計がどの時期の物で、どういった時計になるかで価値は大きく変わります。アンティークウォッチ市場に於いては、ウォルサムの60年代オリジナルのフリーメーソントライアングルウォッチなどは未だに40~50万程度で高値売買されるマニア垂涎のモデルとなります。方や数千円にも満たない大衆時計があるのも事実でウォルサムほど価値の個体差があるブランドは他にないといえます。
補足拝見しました。時計のリセールバリューは貴金属とは違い、一部の時計以外は二束三文となる事は多いです。しかし、WGのレディース時計は、130万したんですよね。時計としても上位モデル。しかも18kホワイトゴールドでしょうから、最低でも40万~上の回答のような値段では買えるはずがないと思います。
川端康成も愛用していたウォルサム懐中時計
ウォルサム・ウォッチ・カンパニー(Waltham Watch Company )は懐中時計が有名なアメリカ最古の時計ブランドである。アブラハム・リンカーンやジェームズ・ブキャナン、川端康成も愛用していた。現在は日本の宝飾品メーカー、平和堂貿易の100パーセント子会社である。
引用元-−-ウォルサム – Wikipedia
気品高い良い時計だと思います。
個人的にはウォルサムと聞くと川端康成を思い浮かべます。
氏が愛用していたのもウォルサムの懐中でしたし
懐中時計といえばウォルサムがまずはじめに浮かびますピンキリでいろいろなモデルがありますが
宝飾時計としても一流ですからWGで160万とはかなりのお品ですね。
WALTHAM | SWISS LUXURY WATCHES -YouTube動画